vol.29 2004.10.13

宇都宮市 #4
ベルモール(イトーヨーカドー)

  ベルモール(イトーヨーカドー宇都宮店)


ベルモールショッピングセンター ウエストサイド


イトーヨーカドー側
 栃木の県都宇都宮市。以前から大型店が凌ぎ合う商業都市ですが、ここ数年は動きがまた激しくなった。地場百貨店の「上野百貨店」は破綻し、福田屋百貨店は早くから郊外へ目をつけ「本店」を閉鎖。「西武百貨店」「十字屋」「Loft」「長崎屋」(睦町)「ロビンソン百貨店」「ジャスコ」などが次々と姿を消し、代わって「アピタ」「PARCO」「長崎屋」(西武跡居抜出店)「トライアル」(長崎屋跡居抜出店)、福田屋は10年前に「FKD」1号店を郊外に出店。昨年市南部へ他の流通大手に先手を打つ形で「FKDインターパーク店」を当時県内最大規模で出店し成功を収めている。そして市街地でこれほどのまとまった土地はこれが最後と言われる工場跡地に、売場面積でFKDを僅かだが上回るSCと宅地(500戸)が開発された。

 ついに完成した
「ベルモール」をWatch!して来ました。建物はヨーカ堂+ベルモールからなるウエストサイドと、シネコン+フィットネスクラブからなるイーストサイドの2棟構成で互いがブリッジで結ばれています。まずこのSCで特徴といえるのがSCの名前にもなっている【ベル】です。このSCのディベロッパーは地元のステーキチェーンを展開するグループ企業ですが、そこの社長さんが鈴●さんでそこからきっときているのでしょうね(イオンモールにも「ベルシティ」という巨大SCがあって紛らわしいですが三重と栃木だから問題ないか)。そのベルは4ヵ所の入口ゲート上に「スイングベル」があり、店内のヨーカ堂とベルモールの間にある「カリヨンプラザ」という広場があり、そこにフランス製の「カリヨンツリー」が美しい音色を響き渡らせていました。その数が計85鐘あるそうで世界一ということです。近々ギネスブックに申請する予定とのこと。

 早速店内に入ると、あちこちで「ベルモールカード」と「IYカード」の勧誘合戦が繰広げられてます。また、たくさんの若い社員さんが来店客にアンケートを取っていました。内容は旧IY宇都宮店とライバル店への来店頻度を聞かれましたね。項目は「アピタ」「東武百貨店」「FKD2店舗」についてです。「団塊ジュニア」を購買層の中心にその子供や親を含めた三世代ショッピングを狙っているようだが、直接のライバルは「アピタ」と「FKDのインターパークの方」になりますか。SCはベルモール(専門店117店)とイトーヨーカドー(こちらにも専門店21店)ですが、専門店部分は床がカーペット敷きになっており、やはりイオンに影響されているのでしょうか。そして柱は宇都宮の特産「大谷石」で化粧されていて「おぉさすが宇都宮」です。

 売場はヨーカ堂1F部分は食品・銘店コーナー・薬・婦人服・化粧品・催事場。IY側だけ地階へはオートスロープが備わってます。IY専門店にレディス・雑貨、スタバなど12店。2Fにインテリア・紳士服・子供服・玩具・肌着。IY専門店にユニクロ・ライトオン・落合書店・HMVなど。IY側の専門店はベルモール側にくらべ1店あたりの面積が大きめです。IY専門店とベルモール専門店間は2Fまで吹抜けの通路(よくイオンにあるタイプ)が貫いてまして、カリヨンプラザを跨いで今度はベルモール側に行ってみますと、1Fにレストラン街・銘店街・フードコート・レディス・雑貨・PC・マツキヨなど。大型テナントに県内初出店の「スポーツデポ」。2Fへ上がってこちらもレディスファッションや宝飾店が。他にメンズとキッズファッションのお店もあります。大型テナントにアミューズメントと「おや?!ここは栃木なのにX-SELLもある」。中国・九州でよくお見受けするインポートショップも初上陸。宇都宮にはもともとたくさんの店がありますが、県内初お目見えの店は44店あるそうです。今後はまだイオン再進出も噂される中、まだまだ宮を舞台にした流通戦争は続きそうです。

  【DATA】
所在地 / 宇都宮市陽東6-2-1
交通 / 県道宇都宮向田線沿い・JR宇都宮駅より約2.7km
駐車場 / 平面&立体・地下駐車場5,000台

2階にはデッキもある 

各ゲート上にはスイングベルが並ぶ 

シネコンがあるイーストサイド





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